人間そっくりのフィギュアといえば、ラブドールを語る上でよく出てくるのが「マネキン」と「ラブドール」という言葉です。しかし、この2つのフィギュアはどのような違いがあるのでしょうか。
マネキンは、ファッション業界において、服やアクセサリーを展示するために使われるのが一般的です。木やプラスチック、グラスファイバーなどさまざまな素材でできており、立った状態でポーズをとるように設計されています。性的な目的で作られたものではなく、解剖学的な特徴もありません。
一方、ラブドールは性的な目的で作られたもので、人間のパートナーのような外観と感触を持つように作られています。通常、シリコンやTPE(熱可塑性エラストマー)製で、胸やお尻、性器など、リアルな体の特徴を備えています。ラブドールは様々なポーズをとることができ、振動や喘ぎ声を出す機能を持つものもあります。
つまり、マネキンは性的な使用を目的とせず、解剖学的な特徴もないのに対し、ラブドールは性的な目的のために特別にデザインされ、リアルな体の特徴を備えています。